カニのグレードと消費時期

カニの販売ページには、「3特」とか「4特」などと書いてあることがありますが、これはカニの「身入り規格」と呼ばれるランクを表しているのです。
基本的に、この数字が大きいほど高級品ということになります。また、数字ではなく「若蟹(ワカガニ)」「堅蟹(カタガニ)」などとも呼ばれることがあります。「若蟹」の場合は、その漢字の意味からすれば若いカニをイメージしますが、実はそういう意味ではなく、脱皮したてのカニという意味となります。
脱皮したてのカニは皮が薄くて身の入りも悪く、毛ガニの場合ですと水っぽい感じになってしまいます。それに対して「堅蟹」は、甲羅が堅くなっており身入りがしっかりとしている極上のカニなのです。これは、主に贈答用として使用されたり、高級料理店で使用されたりすることになります。
また、カニは年末の忘年会や年始の新年会、そして正月の家庭でのご馳走としてよく食べられるようになりますので、毎年12月の半ばから年末年始にかけて一気に注文が殺到するようになります。
そのため、年末にカニを買おうと思っていたのに、品切れで買えないということにもなりかねないのです。したがって、年末年始に自宅でカニを食べたいのであれば、早めに予約をしておいた方が良いでしょうね。特に12月も後半に差しかかると、価格が高騰することも予想されます。カニの注文は早めの予約がお得なようです。